- 離婚する前にやるべきこと11選~離婚準備はこれで完璧! | 離婚準備なう。
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「過去の自分を叱ってやりたい!!」と思った経験はありませんか? 離婚において、準備をしないのに離婚を切り出すのリスキーです。「後の祭り」という言葉の本当の意味を身をもって知ることになると思います。
実際に、離婚経験者で以下のようなことに悩む人は少なくないのです。
離婚経験者のよくある悩み
離婚交渉が進まない! 慰謝料を請求できない! 不動産が売却できない! 住宅ローンの連帯保証人のまま
親権を奪われた
子供に会えない
財産を隠された! etc
スムーズな離婚、有利な離婚を望むなら、トラブルを防止する正確な知識が必要です。そのことだけは最初に強調しておきたいと思います。
本記事でこれからお話することは、離婚準備で必ずやっておくべき事です。もしかしたら、やるべきことが多いことに驚くかもしれませんが、焦らず一つ一つ消化していってください! 離婚後の住まいは? (1)
離婚後はどこに住みますか?現在住んでいるマイホームはどうやって処分しますか? もちろん賃貸住宅に住んでいるなら離婚のタイミングで引越しすればいいでしょうが、もしあなたがマイホームに住んでいるなら要注意です。
あなたがマイホームに住んでいるなら、まずはマイホームの処分方法から考える必要があります。なぜなら住宅ローンを完済していないマイホームは、夫婦の好き勝手に処分できない可能性が高いからです。
マイホームの処分方法として考えられる選択肢を挙げておきます。
マイホーム処理の選択肢
住宅ローンを完済する
売却したお金を折半する
名義人が住み続ける
名義人ではない人が住み続ける
賃貸住宅として運用する
あなたは、どの選択肢を希望しますか?住宅ローンを完済できるのはよほどのお金持ちか、熟年離婚を検討している方だけでしょう。
ですからおそらくは、売却を第一候補として検討することになると思います。離婚後は心機一転前向きに頑張りたいという人も多いでしょうからね。
しかし売却したくても売却できない人も多いのです。実は「住宅ローンの残債」と「不動産の実勢価格」を比較した時に、「住宅ローンの残債」が「不動産の実勢価格」を上回る場合は、マイホームを売却することはできません。
実勢価格とは? 実勢価格とは不動産の売買価格のことです。不動産は1つの不動産にいくつもの価格が存在する「一物多価」の財産といわれています。
例えば相続税算出のための不動産価格は「相続税路線価」、固定資産税算出のための不動産価格は「固定資産税評価額」などが用いられます。
マイホームを売却できない?
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(6-3)
『財産のほとんどは不動産』という夫婦がほとんどですが、不動産の処分をめぐっては夫婦でモメる場合も珍しくありません。
夫婦でモメること
不動産を売却するか? どちらが家を出ていくか? 例えば売却するにしても「売却時期」で夫婦で意見が分かれることもあります。具体的には「安く売って早いタイミングで現金がほしい」という意見と、「なるべく高く売れるまでじっくり待ちたい」という意見が衝突するのです。
財産の中でも特に不動産は資産価値が大きいため、決して無視するわけにはいきません。早めに処分方法について現実的な落としどころを模索しておくことをおススメします。
養育費はどうするか? (7)
今離婚したら養育費はいくらですか? 養育費は離婚で子供を不幸にしないために欠かせないお金です。しかしシングルマザーの養育費受給率は 20%以下 というのが現実です。
子供の7人に1人が貧困世帯という現実もあります。そのため国も養育費の未払い解消対策を議論し始めています。しかし現時点では有効な解決策があるわけではありません。
養育費の金額、支払い期間などについて以下の記事に詳しく整理しています。
保険は見直したか? (8)
保険は財産分与の対象です。しかし必ずしも解約して得られる解約返戻金を折半することは得策ではありません。
なぜならば現在加入している保険がいわゆる「お宝保険」かもしれないからです。逆に現在加入している保険を見直して支出を抑えるのが得策かもしれません。
いずれにせよ以下のような観点で保険を見直すことが重要です。
保険を見直す観点
家族が受取人の生命保険は必要か? 学費の積立金は十分か? 老後の保障は十分か?? etc
なお保険を見直す作業は素人では無理があります。そのため離婚する少し前から専門家に相談にのってもらうことをおススメします。
配偶者の友達と友達になったか?